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2013年3月8日金曜日

イノベーションについて

やっと春らしい先日、先輩のお誘いで一橋大学イノベーション研究センター
 米倉誠一郎先生の講演に参加させてもらいました。


講演の内容は 過去二十年で日本の一人当たりのGDPが3位から17位に後退したこと
から始まり、テレビや携帯市場で韓国企業にこれだけの差がついてしまっているのかを
つかみやすい数字を交えて教えてもらいました。


日本のメーカーが日本仕様にこだわり、世界で負けるのは日本は経済大国であるために
他の国に行かなくても十分な利益を見込めるからであることは知られている話だが、
その結果どれ位サムスンとシャープに差がついているのかは数字では掴んでいなかったので
正直驚きました。

ざっくり サムスン2億題に対して シャープ800万台程度とのこと
テレビや携帯電話は沢山作るほど生産コストが下がるため競争力が高まり 追従できないレベルになったことでサムスンが続けてきたグローバルに展開しシェアを抑えることこのこの産業での定石であり、成功要因であることがよく理解できました。




「馬車を何台繋いでも機関車にはならない」

この言葉をどうとらえるか?

我々は日々生産性を高める会議を重ねているが、どうしても過去の実績や経験に
照らし合わせて物事を考えるため全く知らない人が見れば大きな改善余地があるケースであっても当事者は気付かないことがよくある。

イノベーションを起こすには

1.新しい製品の導入
2.新しい生産方式
3.新しい市場の創造
4.新しい原材料
5.新しい組織の導入

が考えられ、新しい市場の創造には「女子会」や「JIN](眼鏡をかけない人に眼鏡を売る)
のお話をされ、新し組織の導入には随分古いが タケダが「プラッシー」というドリンクを
酒屋に卸そうとしたが、既にライバル会社 三ツ矢やキリンに抑えられていたため
米屋に狙いを定めて販売網を構築したお話をされた。


そしてイノベーションを起こすには 「創発的破壊」が必要であり、
そのために必要なのはカリスマではなく、目の前にある情報を処理できるプロフェッショナル
であると。

松下幸之助さんが
「3%のコスト削減は出来ないが30%なら出来る」
と言われた事に触れ

工夫や調整ではなく、「創発的破壊」こそ 組織にイノベーションを起こせると
教えてくださいました。

今回の公演で
主力事業に代わる、新事業を立ち上げることもイノベーションであるが
既存事業にも過去の成功体験を捨てることでイノベーションを起こす余地が
あることを発見しました。

来期の計画を進める今こそ 社員の知恵と情熱で未来を創造していきます。


最後に先生はこれからは当然、海外に目を向けないわけにはいかない、中小企業であっても外側に目を向けることは必ずやるべきだと思う一方、日本は依然経済大国であり消費だけで300兆円もあるので無視しないで取りに行くべきであるとも述べられました。



最後に米倉先生、ご招待してくださったEOの皆様 鈴鹿さん
ありがとうございました。







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